Summer Quilt Apex2.5 “Top&Under quilt” 2025
¥44,000
SOLD OUT
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Quilt Apex2.5 “Top&Under quilt”
Fabrics:15d Nylon Ripstop / 10d Nylon Taffeta
Insulation:Climashield Apex2.5oz
Size:H180cm × TopW128cm bottomW92cm
Weight:355g(±10g)
accessories:Underquilt Stabilizer 1本,Underquilt suspension cord 2本
One Gear, Two Uses.
夏早春から晩秋まではハンモック・アンダーキルトとして。夏はハイキング・トップキルトとして。
稼働期間の短い夏用寝袋をベースに、ハンモック・アンダーキルトとしてのギミックを搭載する事により、一つのSummer Quiltで8ヶ月以上の運用が可能になりました。
○夏用ハイキングキルトとして。
ハイキングキルトとしての使用ならば、快適温度は10℃、下限温度は5℃を想定。
ハンモックのアンダーキルトとして、様々な寝袋と併用するならば20℃から0℃まで。
濡れや結露に強い化繊綿Climashield® APEX2.5ozを封入。形状保持性の高いクライマシールドなので裏地と綿の縫い合わせのシームが不用であり、縫い潰れによるコールドポイントが発生しません。他社の化繊綿と厚み(オンスoz)が同じであっても断熱層のロフトを潰さず、縫製設計で保温性を高くデザインしました。
"夏こそ化繊"の理由
ダウン量の少ない夏用の寝袋ではダウンの偏りが発生しやすくなります。その為、夏用ダウンシュラフはマス目状に気室を作り、偏りを減らしています。しかし、ダウン量が少ない為、立方体気室のバッフル構造ではなく、気室間を縫い潰してしまいます。しかし、クライマシールドはシート形状の化繊綿である為、綿インサレーションの偏りがなく、キルト全域において均等に保温します。一枚生地の縫い目が無い為に表生地の防水性も上げる事ができます。
夏山の夕立。
温度差による結露。
渓泊などの多湿な環境。
化繊綿はダウンと違い濡れにめっぽう強く、濡れてもロフトは潰れません。仮に濡れ潰れたダウンと違い、復活も容易であり、イージーケアな化繊綿の利点が活かされます。仮に撥水ダウンとはいえども、現場で濡れたor湿った状態のままバックパックに詰め込んだ時点で撥水ダウンの効果は薄れてしまいます。
ダウン製品の方がコンパクトで軽量に製作できる為、3シーズン用、厳冬期用の寝袋は重量、シュリンク性ともにダウン寝袋に軍配が上がります(私も3シーズン寝袋と厳冬期用寝袋はダウン製品を愛用しています)が、殊に夏用のハイキングキルトと考えるとJMW的には化繊綿をお勧めします。
他にも厳冬期の寝袋の保温ブースター兼、結露氷結対策としてのシュラフカバー的なトップキルトとしての使用も。また、ファスナーを開ければ1枚のオープンキルトになります。車中泊でのブランケットとしても使用できます。
○ハンモックのアンダーキルトとして。
ハンモック・アンダーキルトとしての使用ならば、早春から晩秋まで。手持ちの寝袋と組み合わせれば厳冬期の雪中ハンモックキャンプも可能(冬用寝袋との併用等)
アンダーキルトとしても設計されたサマーキルトにはサイドとセンターにハンモックと同期させる為のコードとストラップが着いています。センターにあるずり落ち防止のストラップはハンモックとアンダーキルトを同期させる、JMWらしいシンプルなULギミックです。
アンダーキルトは地面と接する事が無く、ロフトも潰れず、むしろ重力で下に膨らむので薄いインサレーションでもロフトをフル活用出来る利点があります。サマーキルトのクライマシールド2.5ozでも組み合わせる寝袋によっては厳冬期を含む、フルシーズンのハンモックキャンプが可能になります。
裏技的な使い方としてインサレーションウェアとして”着る”事もでいます。(Quilt Manモード)も。夏山でのULハイキングではインサレーションウェアを省いたり、1ランク薄い防寒ウェアに変換できるかもしれません。
Summer Quilt APEX
○ロフトを潰さない特殊な縫製により、化繊綿をシームで潰してしまうコールドポイントがありません。
○化繊綿「Climashield Apex2.5oz」を使用しているので内部が汗で濡れても吸水せずロフトが潰れません。外部も多少の雨や雪でも濡れを気にせず着用ができます。
○ハイキングやバイク旅の途中、生地が破れてしまってもダウンのように飛び出す事もなく、ダクトテープで現地補修が可能。
○アウターシェルには15デニールのリップストップナイロン。アンダーキルトやシュラフカバーとしての用途を考え,
15デニールを選択しました。これは積極的にバックカントリー持ち込める安心感、そしてイージーケアの観点から。しかし、肌に触れる機会が多いインナーシェルには肌触りの良いスムーズな10デニールのタフタナイロンを使用。ここは軽量化に寄与する生地セレクト。
JMWのフィロソフィーの一つ、「実用的UL」の思想をデザインに落とし込みました。
一つで二つの役割利。これはまだ市場にULギアが少なかった頃の、オールドスクールULのフィロソフィーの一つですが、今日においても荷物の軽量化、自宅ストレージの整理にも繋がる考え方になります。